EVA樹脂について

太郎太郎

EVA樹脂の優れた性能について解説します

EVA樹脂とは、Ethylene Vinyl Acetate Copolymer(エチレン ビニール アセタート コポリマー)の略で、エチレンと酢酸ビニル共重合樹脂の事です。

一般には、イーヴイエー樹脂またはエヴァ樹脂と呼ばれています。

軽い、柔らかい、長持ちするなどで、今や私たちの身近な製品の多くに使われるようになりました。

そんなEVA樹脂の特徴は、下記のとおりです。

EVA樹脂の特徴

軽量且つ優れた柔軟性と弾力性

EVA樹脂は、比重が約0.95と小さく非常に軽い素材です。また、ポリエチレン(PE)よりも柔軟性があり、弾力性にも優れているので緩衝材や防護材などにも多く使われています。

優れた耐久性と耐候性

EVA樹脂は、劣化しにくい素材でもあります。

紫外線を直接受けてもヒビなど入りにくく、撥水効果もあるので水を弾きます。また、低温でも固くならないのが特徴です。

なので、靴底やビーチサンダルにも使われています。

熱にも強い

EVA樹脂は、熱にも強く少々の熱では変形することはありません。

環境にやさしい

EVA樹脂は、塩素は含まれていないので燃やしてもダイオキシンは発生しません。また、熱可塑性(ネッカソセイ)樹脂なのでリサイクル可能なエコ素材です。

安心・安全な素材

酢酸ビニル樹脂は、チューインガムの材料として使われているので人間の体内に入っても害があることはありません。また、各種安全検査によりホルムアルデヒト不検出なので間違って赤ちゃんが口に入れても安全です。

EVA樹脂の欠点

EVA樹脂の唯一の欠点は、匂いです。その匂いの原因は架橋剤を使用しているからです。いずれ気化して匂いは消えるので最初のうちだけ我慢ですね。

それでも我慢できないときは、外で2時間ほど干しておけば匂いは消えます。

まとめ

EVA樹脂は、匂い以外の欠点がないぐらい優れた素材です。

もし買われる商品の材料面にEVA樹脂と書かれていたら、いいものだと思って大丈夫です。

EVA樹脂が使われているインテリアは、やさしいコルクマットがおすすめです。

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